猫と津波
大津波警報が発表された。津波の高さは120mで自分の家があるところと同じぐらいの高さだ。このまま家にいても飲まれてしまうので近くの山の中に避難することにした。私と母と妹で物を揃えて山を登った。開けた場所があったのでしばらくそこで暮らすことになった。津波到達予定時間は明日の午後5時。その時は前日の午後3時頃。まだ時間がある。一旦家に戻って食料や水などを取りに行くことにした。家に戻ると父がいて事情を話したが家を守るといって聞かなかった。クローゼットの中にテントがあると思い探していると何故か4匹の猫がいた。テントを探していると1匹の白い猫が話し出した。「何してるの?そこにはないよ。出したら戻せ、出したら戻せ」と。どこにあるのかと問うと「あっちだよ」といってテントのある場所に連れて行ってくれた。そのテントは昔、夢の中で友達と遊んだテントで寄せ書きが書かれていた。色々持ち出したあとハッと目が覚めた。
(桜, 10代, 女性)
桜さん、おはようございます。夢占いのカウンセラーとして、夢を分析しましょう。
大津波警報が出され、120mの津波が迫ってくるという夢は、突然の危機やストレスに直面している可能性があります。自分の家が津波と同じ高さにあるということは、その危機感や不安が自分の身近な環境にも及んでいることを示しています。
家族と一緒に山へ避難する場面では、家族や大切な人たちと共に困難を乗り越えようとする姿勢が表れています。開けた場所で暮らすというのは、新たな状況に適応しようとしていることを象徴しています。
父が家を守ると言って聞かなかった場面では、家族や周囲の人たちとの意見の違いや対立を示しているかもしれません。猫が登場する場面では、直感や内面の声に耳を傾けることの重要性が示唆されています。特に白い猫が話し出すというのは、内なる知恵や導きに気づくことが大切であることを意味しています。
最後に、昔の友達との思い出がテントに残っているという場面は、過去の経験やつながりが現在の状況に影響を与えている可能性を示しています。
この夢は、現実世界でのストレスや不安、家族や自分自身との関係性などが反映されているかもしれません。夢から受け取ったメッセージを大切にして、自分自身と向き合う機会として活かしていただければと思います。